伊豆諸島:神津島1泊目

目覚めたとき、その島は既に目の前に・・・!


ふと目を覚ましてみれば、もう目の前に神津島がみえていた。

神津島のフェリー乗り場は二つ。西側の前浜港、東側の多幸湾港三浦漁港。

伊豆諸島の島々では海が荒れやすいこともあり、一つの島には正反対の方向に2か所程度港を用意している。片方の港に波が寄せたとき、反対側の港では島の陰となって波が穏やかになることが多い。状況に応じて港を切り替えることで就航率を上げているという工夫だそうな。

今回は前浜港側の海が荒れ気味ということで多幸湾漁港に到着。

すでに海の色が違ってきた。晴れ間も少し出つつ、ちょっとわくわくしてくる。

周辺の景色はいきなり海面から標高572mまでそびえたつ天上山が出迎えてくれた。砂地面と樹林のミックスした風景はあまり本土では見ない光景なので新鮮だ。

この日の宿泊地は沢尻湾か長浜の無料キャンプ場を予定していたが、そこは島の真反対側の海岸にある。多幸湾漁港周辺にもキャンプ場はあるがちょっと町から離れすぎている。

キャンプ場の受付も前浜港の観光協会にあるので、ひとまず村落のある前浜港に向かうことにした。

前浜港行のバスが来るまで30分程度。バス待ちの人数も10数人。どうせなら観光がてら歩いて行こう!

港から見えていた丘を乗り越えたあたりでまた雨がぽつぽつと降り始め、次第に本降りに・・・。一度は晴れたのになぁだの意外と寒くはないななんて思いながら雨を無視してひたすら歩き続け、村落に到着。

真っ先に前浜港まちゃーれセンターへ向かい、キャンプ場の受付をすると既に沢尻湾キャンプ場はいっぱいとのこと。4月27日のGW初日にして、すでに30日までいっぱいとは・・・。

前浜キャンプ場ならスペース的にOKということなので受付を済ませるが、前浜海岸行のバスまで2時間ぐらい時間が空いてしまった。

ということで前浜村落をちょっと散策。

村落のまっただ中で元大工の家の見学も行われていたので立ち寄った。

「HappyTurn/神津島」http://happyturn-kozu.tokyo/2019/04/19/%E3%80%8E%E5%A4%A7%E5%B7%A5%E5%B0%8F%E5%B1%8B%E3%82%92%E7%9C%BA%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B%E3%80%82%E3%80%8F/

旧・常吉亭の真横に残されていた元々大工小屋として使われていた建物らしい。5月には解体するということで、一般公開していたそうだ。

解体直前ながら建物内に残されていた道具をアートに仕上げたものを配置しているが、建物内の壁や残された図面資料、屋根裏部屋などばっちり仕事部屋の様相が感じられる。

写真は撮り忘れてしまったが、旧常吉亭自体も飲食店の風情を残したかなりのおしゃれ建物。立ち寄った時間では近所の子供たちが集まり、遊のび拠点のように使われていた。こういう光景、久しく見ていなかったなあ、としみじみ。

そうこうしてるうちに時間が来たのでバスに乗り込み長浜海岸へ。途中に見えた沢尻湾キャンプ場は思ったより空白地が多く見えたが、おそらくはサイト数毎の管理なのだろう。

長浜キャンプ場も既定の定員数は決まっているものの、海岸で晴れそうな範囲は概ね全てテント張OKということで、後から来たキャンパーはすべてこちらに流れてきている。混む前に場所を確保して設営したかったが、村落散策中から降り始めた雨は止まず、多少弱まったタイミングで一気に設営。

46Lザック一つで8泊9日のキャンプ場を往くので、前回の島巡り同様にツェルト装備を持参した。雨にはまあまあ弱いが、とにかくかさ張らず、少ない面積で張れるので繁盛期の連泊には意外と使えるのだ!

一日降り続いた雨も夜には止み、雲一つない星空が顔をのぞかせた。軽く荒れた海が鳴らすうるさいくらいの波の音を子守歌に、ここで就寝。

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